- お部屋探しで失敗したくない!
- 実際のところの必要な条件を知りたい!
- 快適な一人暮らしを送りたい!
お部屋をお探しのあなた。
あれやこれやと様々な条件が思い浮かぶと思います。
しかし、すべての条件が揃うお部屋は金額的にも立地的にも難しいのが現実です。
それならばどの条件を優先すべきなのでしょうか?
私も最初は❝住む❞うえで、重要な条件というものを知らずにいました。
実際、理想と現実は全然違い…
『妥協しなければ良かった』と思える条件があります。
しかし、私も何度も引っ越しを繰り返し、住まいを変えたことで、後々後悔しないために妥協すべきでない条件が分かりました。
お部屋選びをするときに、妥協せずに押さえておきたいポイントを教えます。
日常生活を快適に過ごすために、以下の5つの要素には譲れない理由があります。
一人暮らし歴20年で様々な物件に住んだ経験のある私が、それぞれの重要性を掘り下げてみましょう。
①日当たりの良さ
日当たりが良い環境は、心身の健康に直結します。住まいが自然光をたっぷり受けることで、暖かな雰囲気が広がり、生活全体にポジティブな影響をもたらします。
日当たりの良さが生むカラダへの好影響
十分な自然光で健康的
自然光は気分を改善し、生活に活力をもたらします。明るい環境で過ごすことで、ストレスの軽減や気分の安定が期待できます。十分な自然光を取り入れることは、ビタミンDの生成を促進し、免疫力を向上させる助けになります
良い眠りの質
日当たりの良さが、睡眠の質向上にも寄与します。自然光にさらされることで、体内時計が正常に機能し、規則正しい睡眠サイクルが促進されます。
日当たりの良さが生む環境への好影響
明るさと快適な雰囲気
日当たりの良いお部屋は、明るく開放的な雰囲気を提供し、居住者のエネルギーが高まり、充実感のある日々が送れます。
節約と環境への貢献
昼間は自然光を利用できるため、照明を使用する頻度が減り、電気代の節約となります。
洗濯物の乾燥
日当たりの良い部屋では、洗濯物が速く乾燥し、衣類や寝具がいつでも清潔な状態に保たれます。
日当たりの悪さがもたらす影響
不安定な気分
十分な日光を浴びることで得られるセロトニンの不足は、気分の不安定さやうつ症状のリスクを高めます。日当たりが悪い環境では、この影響が顕著になる可能性があります。
電気代の増幅
日当たりが悪いと、お部屋自体が寒く暖房の使用が増えます。また洗濯物乾きも悪く、そのための暖房費までかかる恐れがあります。
カビの発生
日当たりが悪いがゆえに、ガラス窓に結露が出来ます。そのため、カビの発生を促し、気づけば窓サッシどころではなく、付近の床やカーテンなどにもカビが広がります。
日当たりの良し悪しは、すごく大切な要素です。夏場は日差しで室温が上がってしまう傾向ですが、冬場や梅雨時期は、日当たりの良さの大切さが身に染みてわかります。
日差しが入るだけで、気持ちも高騰し、前向きな気持ちで室内でも過ごせますが、暗いお部屋では気分も落ち込み、ネガティブなことばかり考えてしまいます。
鬱な気分を避けるためにも日当たりは重要です。
以前、日当たりの悪いお部屋に住んでいた時は、カビの発生が何よりも困り、カーテンにまで繁殖してしまうと、掃除や洗濯に手間がかかり、ストレスへと繋がりました。
朝日が差し込む明るいリビングでコーヒーを楽しむ姿や、日当たりの良い窓際で読書やゲームをする様子など、日々の生活がより豊かになる光景をイメージするだけでも、ワクワクが止まらなくなります。
オススメは窓が南向きのお部屋です。北向きでは冬場に日光が入りづらくなるためです。
心地よい日当たり空間作りに最適!
②駅チカ
駅近の物件は通勤や外出が便利で、時間の節約になります。忙しい生活において、アクセスの良さは非常に重要です。
徒歩10分圏内がオススメです。
駅チカならではの魅力
時間短縮できる
駅チカの一番の魅力は、利便性の良い所です。駅が近いために、電車やバスなどに乗ることが容易く、移動時間がかかりません。特に天候の悪い日など、その利便性の良さがさらに生きます。
アクセスの良さ
駅周辺にはショップやレストランが多く、生活必需品の調達が容易です。便利な生活環境を提供してくれます。また、駅チカのお店には夜遅くまで営業しているお店も多く、仕事帰りには重宝します。
防犯的要素
駅チカでは、人通りも多く賑やかなため、防犯的要素も強くなります。また、そのような場所は交番も近くにあり、警察官の見回りも多いため安心して過ごせます。
駅チカでないことで生まれる悪影響
移動費または移動時間の負担“増”
お部屋からの最寄り駅に行くまでに交通費が発生してしまいます。また、利便性が悪ければ、最寄り駅に行くまでのバスの待ち時間や移動時間に負担を感じることになります。
天候に左右される
通勤・通学やお休みの日の外出など、悪天候の場合に駅までの距離の徒歩がかなりの負担になります。特にメンタルの面での影響が大きく、めんどくささや怠いといった感情が生まれやすく、行動に移せなくなります。
夜間の一人歩きの恐怖
郊外はもちろん、例え都心だとしても駅から離れれば離れるほど、街灯などが少なくなり、暗く人通りの少ない道などが増えてきます。そのため、恐怖心が増幅しやすく、心細くなりがちです。
駅チカは個人的には徒歩10分くらいがちょうど良いと実感します。駅に近すぎるのは、賑やかすぎるため逆に生活しづらいところはあります。
駅前には基本的にいろいろな施設が揃っていることが多く、徒歩10分圏内で医療も買い物も飲食も完結できることがかなりの強みです。
特に移動にかかる時間や費用を短縮できることが、何よりの心身共への負担減に繋がるの大きいです。
駅チカになればもちろん家賃が高くなりがちですが、経験上…駅までの移動費・移動時間をその家賃分として考えた時に、これほど有効的使い方はないと実感しています。
お金で時間を買うといったカタチで、年間でどれくらいの移動時間が削れ、その時間をどれだけ有効活用できたか…駅から離れたところに住んだからこそわかる大切な要素です。
オススメはビジネス街や観光スポットで栄えてる場所などの昼間は賑やか、夜は静かな2面性を持つエリアが環境的にも住みやすく最適です。
駅から遠い場合は、自転車が必須アイテム!
③宅配ボックスの有無
現代の生活において、宅配ボックスは必須です。荷物の安全な受け取りが保証され、外出先でも気軽にオンラインショッピングが楽しめます。
少し前までは必須条件ではありませんでしたが、近年ではその重要性が高まっています。
宅配ボックスの必要性
安全な受け取り
宅配ボックスは荷物を安全に受け取るためのシンプルで効果的な手段です。盗難や損傷のリスクが低減し、大切な品物を確実に受け取ることができます。
近年ではAmazonで代表されるように『置き配』が可能ですが、『置き配』にはリスクがつきまといます。
置き配のリスク
- 不審者による盗難
- 雨などの天候によって荷物が濡れる
- カラスなどによる被害
- 誤配送が起こる
24時間対応
不在時でも宅配ボックスを利用すれば、24時間いつでも荷物を受け取ることが可能。柔軟な受け取りスケジュールを提供し、利用者にとって非常に便利。
宅配の受け取り時間を気にしないで済むのため、プライベートに専念できる。
外出先からの利用
仕事や外出先からも宅配ボックスを利用でき、オンラインショッピングがより快適に。束の間の忙しい現代生活において非常に有益な受け取り方ができる。
ポスト投函荷物の受け取り
近年はポスト投函である荷物も巨大化が進み、ポストに投函出来ないケースが多々あります。その場合も、宅配BOXを利用して受け取ることが可能です。
宅配ボックスで気を付ける点
設置スペース
既存でBOXがあるところはともかく、ない場合…個人でBOXを設置することは難しいです。マンションやアパートなどの共同住宅では、宅配ボックスの設置スペースが限られることがあります。
オススメの宅配ボックス
OKIPPAの良い所
- 収納時はたたんでドアノブに掛けておくだけ。(手のひらの半分程度の大きさ)
- 使用時に広げて荷物を中に入れるだけ。(120サイズ程度まで収納可)
- ダイヤルキーでチャックを固定化し施錠。
荷物サイズの制限
宅配ボックスに収められる荷物のサイズには制限があり、大きな荷物や特殊な形状のものは受け取りが難しい場合がある。サイズ次第では対面の利用が必要になりますが、それでも受け取りの回数が激減します。
宅配ボックスのトラブル
あまりありませんが、たまに宅配ボックスの故障や業者さんの入れ間違いなどが発生するリスクがあります。特に荷物を取り出せない問題が受け取り側には一番のリスクかも知れません。
宅配ボックスは一人暮らしにとっては、かなりの重宝します。
やはりおうちには自分しかいないので、自分が受け取れなければずっと受け取れません。休みの日に受け取れば…なんてこともありますが、正直朝は宅配便に起こされず寝ていたいし、午後は外出したいし…で、結局うまく受け取れないこともしばしばあります。
再配手続きや配達までの待ち時間などに手間やストレスを少なからず感じるはずです。
また、宅配便の時間指定が基本2時間単位なので、その2時間を宅配便を気にして待つ時間がスゴく勿体なく感じます。
宅配ボックスがあれば、時間を気にせず、気づいたら荷物が届いてたといった感じで受け取りがスゴくスムーズです。
特に絶対に受け取れると思っていた投函荷物などがポストに入らないなどで不在扱いになってしまうと、よりストレスを感じてしまうかもしれません。
近年ではマンションはもちろん、アパートにも宅配ボックスが既存である物件が増えてきているので、迷わず既存の物件を選びましょう!
④室内洗濯機置き場
物件に必ずある洗濯機置き場。しかし、これも室内にあるのか室外にあるのかで大きくポイントが変わります。もちろん、室内に洗濯機置き場がある物件を選らびましょう。
室内に洗濯機置き場がある利点
安全性が高い
室内であれば洗濯物の盗難や雨風による洗濯機の損傷や故障を防ぐことができます。
容易に洗濯できる
暑い・寒いなどの気温を気にせず、室内の心地よい気温の中で洗濯を行うことができます。
夜中でも洗濯可能
室内に洗濯機があれば、騒音問題も特に気にせず夜間でも洗濯が可能です。
屋外洗濯機置き場の問題
天候問題
天候次第で容易に洗濯が出来ない可能性があります。また、砂埃や水濡れなど、洗濯機自体の劣化が進みやすく傷みやすい。
騒音問題
早朝や夜間の洗濯は、洗濯機の音が近隣住民への迷惑行為となります。お休みの少ない人にとっては、夜間に洗濯が出来ないことが、かなりの死活問題になりかねません。
清潔感の皆無
室外であると洗濯機自体が汚れやすく、その洗濯機で洗濯物をキレイにするという行為に疑問符抱くことでしょう。
洗濯機置き場なし、室外洗濯機、室内に洗濯機とすべての物件で居住しましたが…やはりダントツで室内洗濯機が良いです。
洗濯機置き場なしは、近くのコインランドリーの利用のため、お金や時間の負担がかなり大きかったです。
室外洗濯機は、ないよりは…といった感じですが、非常に洗濯機自体が汚れやすく、場合によっては洗濯機の中まで砂埃だらけといったことになった経験があります。
そのため、洗濯物をキレイにする洗濯機をまずキレイにするといった行為が生まれ、余計な負担が生まれます。また。近隣への騒音も大きく、洗濯する時間を気にする必要性があります。
室内洗濯機では、自分の好きな時に洗濯できる気軽さで、洗濯物のストックが少なくても対応できます。
ただし、そのスペース分だけ室内が狭くなるので置き場には注意すべき点もあります。
室外洗濯機は故障頻度が高く、そのためコインランドリーの利用も多くなります。自分のプライベートの時間を大切にしたい場合は、絶対的に室内洗濯機置き場は必須です。
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⑤ゴミ置き場
一人暮らしにおいて重要問題のひとつがゴミ置き場の問題です。
お住まいの住環境によって、ゴミ置き場には2つのカタチがあります。
- 敷地内にゴミ置き場がある(多くのマンションなどはこのカタチ)
- 建物の近隣にゴミ置き場が存在する(アパートや一軒家はこのカタチ)
※ただのゴミ置き場とは思うなかれ!
敷地内のゴミ置き場の重要性
いつでもゴミを出せる利便性
敷地内にゴミ置き場があると、いつでも不用品や生ごみを捨てることができ、清潔で快適な生活環境を保つことができます。夜間・早朝・お休みの日など自分都合でゴミを出せます。
環境美化と衛生維持
敷地内にゴミ置き場があることで、周囲の環境美化に貢献し、ゴミの不法投棄や衛生上の問題を防ぎます。マンションの場合、たいてい管理人さんがゴミの整理をしてくださるので、常に美化に長けています。
安全性とセキュリティ
敷地内にあるゴミ置き場は、近隣住民以外の不審者が不法投棄を行うリスクを低減し、安全な生活空間を確保します。またカラスによるゴミの巻き散らかし被害を受けるリスクもなくなります。
建物近隣のゴミ置き場の利用の問題点
ゴミ出しの日の制限
共有のゴミ置き場では、ゴミ出しの日が決まっていることがあり、その日以外にはゴミを捨てることができないため、不便を強いられることがあります。このため、ゴミ出し日を見逃すと、お部屋にゴミが溜まってしまいます。
ゴミの分別や整理の難しさ
近隣住民が利用する共有のゴミ置き場では、ゴミの分別や整理が不十分な場合があり、ゴミの混雑や臭いの問題が生じることがあります。
ゴミの保管場所の制限
共有のゴミ置き場は限られたスペースしかないため、大量のゴミが溜まると場所が足りず、ゴミが散乱したり、不衛生な状態になる可能性があります。
近隣住民とのトラブル
ゴミ置き場の管理や清掃に関するルールやマナーの違いから、近隣住民同士でトラブルが発生することがあります。共有のゴミ置き場ではマナーが非常に重要視されます。
一人暮らしにおいて、ゴミ出し問題はかなり重要です。
マンションなどの敷地内にゴミ庫がある場合は、基本的に24時間365日ゴミをいつでも出せる使用になっています。そのため、自分の外出する都合やゴミが溜まった段階で出すことができ、非常にストレスなく利用できます。
また、上記の多くの場合は管理員さんや清掃員がおられることも多く、ゴミこの整理整頓も行ってくれることもあり、美観に長けています。ゴミの分別がされていない場合も、ある程度は分別をしてくれる部分もあり、ゴミが取り残されることがありません。
近隣住民との共有のゴミ置き場は、ゴミ出しの日の早朝にしか基本は出せないため、自分の都合で出すことが出来ません。そのため、燃えるごみの日・不燃ごみなど、ゴミの収集日をすべて把握する必要があり、突発的なゴミ(ネットショッピングでの梱包材など)を出すことが出来ません。
ゴミの収集日までゴミを出せないため、お部屋内にゴミ袋を溜める必要があります。
一人暮らしの場合は特に広いお部屋でない場合も多く、収集日までの一時的ゴミ置き場のスペースをお部屋内に設ける必要があり、またお部屋内に生ゴミなどのニオイの問題も生まれます。
病気や長期間の外出の場合、ゴミを出せずかなりのストレスになってきます。
ゴミ出しのマナーもかなり重要で、ゴミの出し方次第(分別の不十分など)では収集業者にゴミを回収してもらえず、ゴミ置き場にゴミを残されて行くことも多々あります。
そのため、近隣住民から注意を受けたり、トラブルを招くことも多々あります。
オススメはやはり、敷地内にゴミ庫があることです。特に時間にルーズな人やズボラな人にとっては必須です。ゴミをいつでも出せない場合、お部屋内がゴミ屋敷と化すことが非常に多いです。
3分別使用で使いやすい!
まとめ
お部屋を探すうえでの重要な5項目をご紹介しました。
お部屋の条件は色々とありますが、実際に住んでみて感じたのがやはり…
- 日当たり
- 駅チカ
- 宅配ボックス
- 室内洗濯機置き場
- ゴミ置き場
この上記の5つが大変重要だということです。
もちろん、この条件を満たすとなれば管理費・共益費の観点では高くなりがちですが…これを妥協してしまうと、かなりのストレスに繋がってしまい、快適な生活を望むことは難しくなります。
様々な物件に住んだからこそ、自らの居住歴が一番長く快適だったのは、上記の条件が満たしている物件でした。
お部屋の広さとか…ロフト付きとか…オートロックとか…なによりも、あなたの快適を生活をプレゼントしてくれるのは間違いないでしょう!